虫歯はどのくらいの速度で進行していくかご存知ですか?
全く虫歯にならない人もいれば、すぐ虫歯になる人やすぐに重症化してしまう人などさまざまですよね。
ではその違いとは一体何なのでしょうか。
今回は、虫歯の進行速度についてご紹介していきます。
虫歯になる期間とは
通常であれば歯が溶けたり穴が開いたり、歯に違和感を覚えることはありませんが、ある日突然歯が痛いと感じて歯医者に行くと、虫歯になっていたということがありますよね。
しかし、ある日突然虫歯になるということはなく、痛みが出る前から虫歯になっているのです。
では、健康な歯から虫歯になるまでどのくらいの期間がかかるのでしょうか。これは個人差があるためきっぱりこのくらい!と言えないのですが、虫歯の原因となる3つの要素が重なれば重なるほど、速い速度で虫歯になります。
その3つの要素とは、食べ物、虫歯菌、歯質です。
これらが虫歯になる期間に影響していると言われています。
年齢によって虫歯の進行速度が違う!?
虫歯は進行速度が速い急性型と、進行速度が遅い慢性型に分けられます。
実は虫歯の進行速度は年齢によって違うのです。
まず急性型の虫歯は、主に若い人に見られます。
乳歯や永久歯に生え変わって数年しか経っていない歯などは虫歯の進行速度が速く、早めの治療が必要になります。
とくにC1~C3までが進行しやすいので、虫歯が神経まで行く前に治療しましょう。
そして慢性型の虫歯は、主に成人に見られます。
初期段階のC1~C2が長く続くことが多く、この段階で見つけられると治療も軽く済む場合がほとんどです。
しかし、無症状が長く続いて虫歯に気づかないということもあるので、注意しましょう。
まとめ
虫歯は年齢によって進行速度が異なりますが、日頃のケアによっても大きく変わってきます。
まだ痛みがないから大丈夫と思っていても、実は初期虫歯になっているということもあります。
虫歯が重症化するのが嫌だという方は、定期的に歯医者に通ってケアしましょう。