虫歯が原因で嫌な臭いが発生するのをご存知ですか？
ただの口臭であれば自分でケアすることもできますが、虫歯が原因の場合は歯医者でのケアが必要になります。
口臭はデリケートな問題なので、できるだけ予防したいですよね。
そこで今回は、虫歯で口臭が発生する理由と対処法をご紹介します。
虫歯で嫌な臭いが発生する理由
虫歯によって嫌な臭いが発生するのには、主に3つの理由があります。
まず1つ目は、虫歯によって開いた穴に食べかすなどが詰まるからです。
虫歯は、進行していくにつれて歯に空洞ができます。
その空洞に食べかすが詰まり、菌が繁殖することで口臭が発生するのです。
歯磨きで取り除くことができれば問題ありませんが、奥の方や歯ブラシが届かない場所はとくに詰まりやすいです。
2つ目は、歯の神経が腐ってしまうからです。
虫歯が進行し神経までいってしまうと神経は死んでしまい、さらに放置すると腐っていきます。
その腐った神経から異臭が放たれ、口臭が発生するのです。
3つ目は歯の根元に膿が溜まるからです。
神経が死んだまま放置しているとそこから細菌が入り、歯の根元まで腐って膿が溜まります。
ここまでくると、強烈な臭いで自分でも耐えられなくなります。
虫歯による臭いの対処法
虫歯が原因の口臭は、歯医者で治療しなければ改善しません。
ですが、すぐに歯医者に行けない方もいると思います。
そこで、自宅でもできる一時的な口臭の対処法を2つご紹介します。
1つ目は、デンタルフロスを使ってできるだけ汚れを落とす方法です。
歯磨きでも汚れを落とすことはできますが、歯ブラシが届かないところにも汚れは付着しているので、デンタルフロスを使って細かい汚れも除去しましょう。
そして2つ目は、重曹を使ってうがいをする方法です。
重曹には臭いを抑える効果があるので、小さじ1杯程度の食用重曹を水に溶かしてうがいしましょう。
まとめ
虫歯は歯が腐るだけでなく、嫌な臭いまで発生させます。
早めに虫歯を治療すれば臭いを予防できるので、虫歯がある方はすぐに歯医者に行きましょう。
